感染症のピークも過ぎ、有観客のコンサートや舞台が増えてきました。初めて or 久々に推しに会える人も多いのではないでしょうか。
めでたく推しに会える権利をゲットしたら、遠い席になった場合に備えて双眼鏡の準備はマストです。
しかし、ここで問題が。

双眼鏡の種類が多すぎて、どれを買えば良いのか分からない…
と、数年前の筆者は頭を抱えました。
とりあえずおすすめ商品を調べてみるものの、何がどう違うのか分からず、
いろんな規模のライブや舞台で使える高性能な双眼鏡、誰か教えてーーー!
あわよくばなるべく安いやつで!!
そう心の中で叫びながら、ネット上をひたすら彷徨っていました…
そんなとき、「推しを絶対見逃さない双眼鏡ランキング」という動画を見つけ、これは信頼できそう!と感じて購入を決めました。
家電批評という雑誌の双眼鏡特集で撮られたこちらのYouTube動画、まさに悩めるオタクのための内容になっています。
プロのアイドルオタク達が23台の双眼鏡を実際に使って比較し、上位3つの製品について語っています。
ここで1位に選ばれているのが、筆者の愛用品でもあるビクセンの「アリーナスポーツM8×25」という双眼鏡です。
今回は本機のオススメPOINTについて、筆者が実際に使った感想も交えながら紹介します。
初めて双眼鏡を買う方はもちろん、買い替えを考えている方にもオススメでできる1台です!
ビクセン「アリーナスポーツM8×25」のオタク的おすすめポイント
この双眼鏡の強みは大きく4つ。
1.暗がり・照明に強い
2.ピント合わせが簡単
3.軽くて持ちやすい
4.手の届くお値段
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
ナイタースポーツもOK!暗がり・照明に強いレンズ
一番のウリは、ナイタースポーツに対応できるよう設計されている点。
つまり、暗くてライトが多い所で、動き回る人を追うのに適したモデルなんです。
照明の乱反射を防ぐ加工(マルチコート&オーロラコート)がされているため、ステージ上の推しの姿を鮮明に映すことができます。


2~3000円程度の双眼鏡だと、このようなコーティングはされていません。
生の姿を目に焼き付けたい!という人にはうってつけの双眼鏡だと思います。



筆者も様々な舞台やコンサートで使っていますが、推しのキラキラとした表情や汗までくっきり見えます!
見やすさ関連でもう1点。
本機は目からレンズまでの距離が長く(ハイアイポイント)、メガネをかけたままでも広い視野を見ることができます。


この機能のおかげで、フェイスシールドの上から見ても快適です。
双眼鏡を使いたい瞬間は急に訪れるので、嬉しいポイントですね。
ライブに絶対持って行きたい山本光学フェイスシールドのレビュー記事も書いていますので、あわせてご覧ください。
素早くピントを調節できる操作性の良さ
コンサートなどアーティストの移動が激しい現場では、ピントを調節しながら見ることもあります。
調節ダイヤルが付いているのは左右のレンズの間。双眼鏡を構えながらでも回しやすい位置です。
また、ダイヤルには適度な重さがあり、ちょっとした衝撃で回ってしまうこともありません。


直感的に操作できるので、双眼鏡に初めて触る人でもすぐに合わせられると思います。
ちなみに、自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス機能は付いていないのですが、そのぶん軽くてリーズナブルになっています。また、オートフォーカス機能がうまく働かず、ずっと視界がぼやけたままになる…なんて話も耳にします(恐怖)。であれば、手動で合わせる方が安定感を得られる気がします。



対象物が少し動いたぐらいであればピント調節はいりません。ピント調節に気を取られすぎることはないので、ご安心を。
おもさ290gのコンパクトなボディ
本体がとても軽いのも女性には嬉しいポイントです。
スポーツ観戦を想定しているだけあって、素早い動きに対応できるようコンパクトに作られています。
重い双眼鏡だとすぐに腕が疲れてしまいます。2時間近く持ち続けることを考えると、軽さはかなり重要です。
疲れて内容に集中できず、もったいない思いはしたくないですよね。
軽いと持ち運びも楽々です。
おまけにネックストラップとソフトケースも付属しています。




ネックストラップは長さを調節して斜めがけにすれば、首への負担も軽減できます。
無理せず買えるリーズナブルさ
本機の定価は14,030円。
プチプラではないけれど、少し頑張れば手の届くお値段です。
8倍という倍率はとても万能で、ドームのような広い会場から帝国劇場のような狭い会場まで、どこでも力を発揮してくれます。
いろいろな現場に持って行けることを考えると、コスパの良さが抜群です。
双眼鏡を調べるうち、7万円以上(!)する製品もたくさん目にしました。それらと比べると、ビクセンの機能性と価格はとてもコスパが良く魅力的です。
オタクはどうしたってお金がかかる生き物。
だけど人生まだまだ長いし、自分の生活は自分で守っていくしかありません。毎月カードの引き落とし額に怯えるオタクにとって、コスパの良さは間違いなく正義なのです。
また、メーカー保証は購入から5年間。
取扱説明書に書かれている正しい使い方をしていて故障してしまった場合は無料で修理してもらえるので、安心して使い倒せます。
各サイトの販売価格を調べたところ、Amazonの¥10,573が最安値でした。
時期によってはポイント還元率アップで楽天の方が安く買えることもあるのでチェックしてみてください。
レンタル or 購入 どっちがいいの?
双眼鏡をレンタルできるサービスを使うと、3泊4日3500〜6000円ほどで高性能な双眼鏡を借りることができます。
安価で済むため、今後現場に行く予定がなければレンタルを利用するのが良いでしょう。
それに対して、これからも現場に行くつもりなら購入をオススメします。
毎回レンタル予約と返却をするのは面倒ですし、無駄にお金もかかってしまいます。
それに、現場前に準備することは意外に多いです。参戦服やフェイスシールドの用意、ライブのセットリストの予習もするとなるとそれなりに時間が必要です。
双眼鏡を購入しておくことで、こういった準備が多少楽になります。



年に5回は現場に行く筆者からすると、購入一択です。仕事が忙しく直前までバタバタでも、心に余裕が生まれます。
あとは、レンタルの場合は破損・故障に相当な注意を払う必要があります。
近場ならともかく、遠征となると持ち運び方に気を付けたほうが良さそうです。
まとめ・関連記事
ここまで、ビクセン「アリーナスポーツM8×25」についてご紹介しました。
総合的に見て、お得な双眼鏡なのは間違いないと思います。
プロのジャニオタに“恋人にしたい双眼鏡”と言わしめたビクセン「アリーナスポーツM8×25」を使って、特別な時間を120%楽しんでくださいね。
「双眼鏡を購入したいけど予算が足りない!」
という人は、こちらの記事が参考になると思います。


この記事で紹介しているビクセンほどではないですが、安くてよく見える双眼鏡を紹介しています。
ぜひ、お好みの1本を選んでくださいね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!